事例紹介
<亡きご主人の相続相談> 2020年5月 50代女性
子どもなしご夫婦の相続。ご主人の他界は、もう3年も前。
(なんで、こんな月日が・・・)
5年間に渡って闘病の末、快方に向かってきたご主人に対してこれからの未来を見ていた。そんなある日、突然の旅立ち。
悲しみに暮れながら通夜、葬儀、、とやるべきことが流れ、疲労を心配したご実家の実母の計らいで少し自宅を開けた。
そんなちょっとした出来事が 発端。
お骨を置いて外出した、そのことをきっかけにガラガラと義母との関係が崩れていき絡み合った感情はもう解きほどくことが出来ないようになってしまった経緯。
欲しかった、子どもは持てなかった。
たった一人で考え悩み、自身でたどり着いた弁護士に依頼をしていた。
気の利いた前向きな解決策もなく、進捗の状況も不明瞭なまま、ただただ月日だけが過ぎていた。
私のところにたどりつくことになったのは、たまたま相続勉強会で毎月講師としてお邪魔している某保険会社様のマネージャーからの1本の電話!
『松本さん、ちょっとお客様のことで相談が、、、』
『契約者の変更の手続きが一向に進まない』
担当者のいないお客様であったことから、マネージャーの関与でご自宅にお邪魔したことがきっかけになった。
私が、新しく担当になった方とお邪魔したときの感想。
眼を合わさない!「もう誰も信用しません!もう誰も力になってくれる人はいません!」
そう心で叫んでいるように、私には見えない声が伝わってきた。
その後、二人で、何度か会った。
(会って下さったんですよね)
現在、私の信頼できる弁護士へと代理人を変更し、解決へとサポートさせてもらっている。
どんな時も、一緒に弁護士事務所へ行く。
私と共に、未来を見てくださるように、笑顔になってくれるようになった。
(笑ってくれるようになった!)
弁護士の先生のおかげ、、。
そして、私が、、じゃなくて『相続コンサルタント』の役割のおかげも。。
信じる存在をなくし、頼れるはずの最初の弁護士からも放置されていた現実。
私でも、ドン底に陥ってたと思う。
私が彼女に言い続けたこと、、
『最後まで、付き合わせてください!』
『今抱えている問題よりも、●●さんの未来の方が絶対に大切だと思うから、幸せになりましょう!』、、と、
(最近ね、着てくる洋服も髪形も前よりもオシャレで、明るくなってきたのが、わかる。私はそれが嬉しい。。)
この人には、絶対に幸せになってほしい!
そう思っている
<法定相続人がいない事案>
両親を亡くし、現在は兄弟の2人。
それぞれ結婚をせず、現在老後に直面している。
祖父が医者であったことから、ありがたいことに、生活するには不自由のない財産が降りてきていて、その財産を使って今後どちらかが先に旅立つ。
最後に残ったものは、法定相続人として、その財産を受け継ぐこともなく、死後の自分の片づけや、その後の手続きは?など、お一人身の現実。
身体も、心細くなり、地域包括のお世話になりながらヘルパーさんや、介護への連携も考えた相続サポートをコーディネートしている。
これまでの相続対策では、後見人を頼めば、、、のような、士業のみの対策から地域包括への連携も積極的に当社から試みる、新しい相続サポートを実現している。